血まみれ寒中見舞い。

むちゃくちゃ疲れてるなるとです。なんとか日付変更線越える前に家着いて、バスタブに湯を張り始めたそのとき着信音が。


「暇?」


は?


「てかこの時間にケータイに出るあたりぜってぇ暇だろ。どーせもう寝るだけだろ?オレ今駅ついたとこ。もーまぢ疲れたよ〜。もうね、眠い。コーヒーでも飲みながら愚痴聞いてくんない?」と電話の向こうできゃんきゃん捲くし立てるのはやはり師匠。


すみませんね、どーせモテる××さんと違って暇ですよ。てかこの時間にかけてくるあたりどーなんですか。愚痴なら改めてききますから、疲れて眠いなら家帰ってさっさと寝ましょうよ。年明け早々何壊れてるんですか。あいかわらず言ってることおかしいですよ?


「顔見たいんだけどなあ。」


はぁ?!


「やっぱりお前だけだよ、オレのこと労わってくれるの。なんか、聞いてもらうだけで安心するっていうのかな。お前みたいな奴はいないね。今いるところの後輩なんて、不倫してるって言うし。もうね、マジ大好き♪ホント最近いろいろ溜まってんの、オレ。仕事のストレスとか性欲とか。あー、セックスしてぇよなー。ほら、オレの(彼女)ってオバサンだしさ、やっぱ若い方がいいじゃん。いーよなー、お前は彼氏とラブラブなんだろ?もう姫初めしたか?」


・・・飲んでますね?酔ってますね?あんたいっつも酒飲むとリップサービス始めますよね。んで、翌日には言ったこと全部忘れてますよね。いつもいつもいつもいつも!!!私みたいな部下がいないんなら、新たに洗脳して育てればいいじゃないですか。それじゃなきゃ引き抜いて下さいよ。私は田舎のおばーちゃんじゃないんです!大好き?そりゃどーも。ハイハイ、私も好きですよ、それなりにね。だいたい酔っ払い、否、素面だったとしても、貴方から甘いコト言われてもちっとも響きませんし!それに性欲がどーとか私に言わないでくださいよ。男でしょ?一人でどーにかできるでしょーに。彼女に言うなり、伊勢佐木町辺り(※風俗店多数)行って処理してくればいいじゃないですかッ!私だってHするなら若い方が断然いーですし!それに彼氏いないし姫初めもしてないし!あぁもう言ってるこっちが泣きたくなってきた。ほらもう24:00まわってるし、遅いし、寒いしッッ!イイ歳ぶっこいてるんだからいー加減にして下さいよ!


「そーやってさ、いつもこんなオヤジのこと冷たくあしらうんだよな。こんな冬の寒空の下、オレが凍え死んだらどうするんだよ?」



ぶち(怒)



何度説教くれても駄々こねをやめないので、あーもうだめだ。収集がつかん。さくっと愚痴聞いてやってタクシーに放り込んで開放されたほうがマシだわ。まったく明日も朝早いっつーのに何でだよ・・・・゜・(つД`)・゜・ と覚悟を決め(諦めがついたとも言うが)、そこから動かないでくれとお願いし、電話を切って歩いて向かったわけですが。



なぜそこに、顔のあちこちから流血している師匠と、ヤンキー風のガタイのいいおにーさんが2人?



「もしや・・・オヤジ狩り?」と思いながら、恐る恐る近づいてみると、師匠が「わざわざすみません、酔っ払って転んじゃったんです」とめちゃくちゃ平謝りしてる。おにーさんが「ほんとに大丈夫か?相手のツラ割れてんだったら代わりにヤってきてやっからよ。・・・ん?おねーちゃん、この人と知り合いか?相手の顔見たか?あーん?」ドスの効いた声でやさしく言う(←どんな言い方だ)。察するに、私が電話を切ってココに来るまでの5分の間に、酔っ払って転んで自業自得で流血した師匠を見かけたおにーさんたちが心配して話しかけてきたってとこか。あーびっくり。


その後、顔に付いた血を拭いて絆創膏を貼って応急手当をして見送ろうとしたら両手広げて立ちはだかる師匠。なんすか?もしや「ハグしちゃる」ですか?ぬくもりが恋しくなるっていう酔っ払いのアレな状態ですか?



や、遠慮しておきます(後ずさり)。てかぜったいイヤ。



頼むから早く帰って鏡で顔見て自分の行動後悔してから寝てくれ。