A day like chocolate(side Bitter)

(※注:昨日の続きです。)


私のすきなひとは、「だめ男」に属すると思う。何をするにも「めんどくさい」という。生きることも食べることも遊ぶことも。Re-actはできるけれど、決して能動的とは言えない。「なんでもいい」「どーでもいい」はよく聞く。諦めは早い。努力もしない。センス(感覚)と勘でやっていくのがポリシー。嫌なものには嫌という。やりたくないものはやらない。よくいえばクール、沈着冷静。わるくいえば、冷酷。テリトリー意識が強い。自分の中に入れるものとはじくものとがはっきりしてる。


きっと私はまだテリトリーの外。ふとした瞬間感じてしまう。私を遠ざける言葉がこぼれおちるから。それらの言葉に胸が痛んでしまうのは、被害妄想からかもしれない。普通なら、傷が先にありきで、痛みは後から襲ってくるはず。でも、どこに傷があるのかわからない。なぜだろう。好きすぎて感覚が麻痺してしまったのだろうか?


一緒にいることを楽しみながら、脳裏ではwhy?がとめどなく溢れている。


どうして私と時間を共有してくれるのだろう。
どうして私に笑ってくれるのだろう。
どうして私は彼が愛しいのだろう。
どうして、触れるもの全てを切り裂く薄い氷の刃のようなひとなのに、どんなに血が流れても近づきたいと思うのだろう。




手を繋いでみても、その答えはわからなかった。たった3分でわかろうとしても無理。否、直接問えばいいのだ。それができないでいるから悩むのだ。




私の恋は、乾いた砂漠に水をやっているようなものなのだろうか。咲くはずのない花を咲かせようと必死になっているだけなのだろうか。そうしていつか、水を与えすぎて根を腐らせてしまうのだろうか。



繋いだの手のぬくもりは、まだ、この右の手のひらに残っている。胸を疼かせる痛みと一緒に。