最後だから、最後だけど。

とうとう今日で契約終了です。やり残してることたくさんあるんだろうけど、思いつきません(汗)。お世話になったお礼ということで、高島屋で買ったクッキー60枚を配り歩き(どーでもいいけど、メンバー多すぎじゃないか?)。お礼を言って、何度も同じコトを聞かれて、同じ答えを返して、やや疲労気味。


定時少し前、お礼メールを送信。

Sent: Monday, October 31, 2005 5:22 PM
Subject: 【ご挨拶】お世話になりました

お仕事中、失礼致します。

本日をもちまして××から離れることとなりました。
関係者の皆様方には約1年7ヶ月の間、ご指導ご鞭撻いただき、心より御礼申し上げます。
至らない点ばかりで、いろいろとご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

こちらで学んだ知識や技術は今後の業務にも活かしていきたいと思います。
末筆ではございますが、皆様のご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。


たったこれだけ書くのに1hかけちゃいましたよ・・・。(工数無駄遣い)


その後、飲みに行くぞゴルァ(゜Д゜#)!!な雰囲気になり、山のような荷物(紙袋3つ)をもって移動。「なんでですか!今日月曜ですよ!?送別会は金曜にやったじゃないですか!!これ以上しんみりしたくないよー!勘弁してくださいよー!!」という訴えも空しく、内部メンバーと沖縄ごはん。いただいたプレゼントを開封することに。師匠が銀座でセレクトしてきたそうで、「絶対玄関に飾れ」と言われたそれは、1年間枯れないプリザーブドフラワーとウサギの置時計。


かわいいぃ〜〜!!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!(大歓喜)


メンバーと別れ、師匠と帰路につく。電車を降りると、師匠からいつもの台詞が。


よし、30分だけ行くぞ!


30分で終わらないのはわかってる。でも断れるわけがない。他の誰よりもお礼を言わなきゃいけないのが師匠だもの。・゜・(つД`)・゜・ というわけで某ホテルのバーへ。(大量の紙袋持ってて恥ずかしかったんだけど仕方ない)


師匠にとって今回の私の異動はとても微妙らしい。できるなら手元に置いておきたい。どんなにしっかり引き継いだとしても、誰も私のようなセクレタリにはなれない。けれど、私のこと(キャリアパスetc)を考えると、いつまでも手元に置いておけない、むしろ喜んで送り出すべきだろう、と。要するに「愛娘を嫁に出す父親の気分」だとか。かくいう私も娘の気分だ。いつまでも師匠の下で働けないのはわかってる。2年前の夏、師匠が異動した時もそう思った。昨年の春、また一緒に働けることになったとわかった時、奇跡だと思った。そして今年の秋、今度は私が異動だ。もう少し甘えていたいけど、早く一人前にもならなきゃ。


仕事とは全然関係ない話が聞きたくて、ふと「想い出のお酒はなんですか?」と話を振ってみた。学生の頃覚えたオリジナルカクテル、日本酒は苦手だけどコレだけは好きだという京都のお酒、初めてココのバーにキープしたウィスキーだそうだ。上司の話ではなく、9歳年上の男の人の話だった。楽しかった。


別れ際、握手した。「おつかれさま、ありがとう。」・・・何も恩返しできてないのに御礼なんて言わないで欲しいと思い、首を何度も振った。


不意に右腕で抱き寄せられ、また御礼を言われた。


ふっと何かがほどけた。肩からいい匂いがしてゆっくり吸い込んだ。やだやだやだ、異動したくない、まだそばにいたい、この人の下で働いていたい。永遠の別れじゃないのは知っているけれど、それでも嫌だ。「がんばれ。」と言われても無理。


「やです、やです、やです、やです」と子供のように駄々をこねた。最後の最後で格好悪い自分。師匠はそんな私の気持ちを知ってか知らずか、背中をぽんぽんと叩きながら笑ってる。


「大丈夫だから。」という声を聞きながら涙をこらえて向き直る。


「ありがとうございました。気をつけて。」


言いたいことはたくさんあるはずなのに、うまく言葉にできないところは2年前から成長していなかったらしい。


一人での帰り道、やっぱり涙が出た。